ホシダカラの飼育方法

ホシダカラを飼育するのは、海水の魚を飼育したことがある人であれば、なんら難しいことはありません。基本的に草食性なので、水槽に生えてくるコケなどを食べるため、餌をやる必要がありません。

海水の水槽をお持ちの方は、ホシダカラなどのタカラガイの仲間を、コケ取り貝として飼育している人もいます。

私もホシダカラは1匹飼育していますが、あまり活発に動きまわるわけでもなく、外套幕に覆われていたり、貝殻の中に引っ込んで、岩や水槽のガラス面でじっとしていることもあります。

ホシダカラは、貝の中でも飼育し易い部類でしょう。同じ貝類でも、アサリは意外と難しいと思います。私は半年以上飼育に成功したことがありません。また、肉食のホネガイなどは、一層難しいと思います。

あなたも自宅に水槽を置き、生きたタカラガイを鑑賞してみてはいかがでしょう?

また、海水の水槽を今まで一度も設置したことが無い人は、くれぐれも適当にせず、海水魚を販売しているショップの店員さんなどに聞きながら、必要なものやメンテナンス方法などは事前に確かめて下さい。

ホシダカラの見つけ方

私がホシダカラを見つけたのは、和歌山県の潮岬と言う、本州最南端の地です。ここは、ダイビングスポットとしても有名で、夏には多くのダイバー達が訪れる、美しい海です。

海岸から数十は、水深3m5m程の岩場が続いており、大小様々な熱帯魚のほか、ミドリイシやチジミトサカなどのサンゴや、イシガキフグなども見られます。

海岸から海に入ってすぐのひざ下ぐらいの海底では、ガンガゼ、ニセクロナマコに混じって、キイロタカラガイや、ハナビラタカラガイが山ほど岩にくっついています。

ヤドカリの仲間も数多くいます。

その中で、水深3m程の岩場を散策していると、ひょっこりと顔を現したのが、ホシダカラでした。

体長10cm程度だったと思いますが、見つけさえすれば、難なく手で捕まえられます。

手で触ると、外套幕が一気に引っ込み、あの独特の模様の貝殻が姿を現します。

一度持ち帰り、みんなで鑑賞した後は、思い切り海に放り投げました。

海中に落ちた後、ごちっと言う音がしたので、海中の岩に当たったのだと思い、ホシダカラの殻にヒビが入ったり、割れてしまってないか、心配になりました。

貴重な貝だと知っていれば、もっと沖まで行って逃がしたのに、非常に申し訳ないことをしたと、反省しています。

ホシダカラとは

ホシダカラとは、和歌山県以南に生息する貝で、古来、貝殻が丸くて綺麗な貝殻が、貨幣の代わりとして利用されたことから「宝貝」と呼ばれるようになりました。

種類は非常に多く、大きさも模様も様々です。和歌山あたりの海に行くと、海岸にはいろいろな貝殻に混じって、多くのタカラガイの貝殻が打ち上げれており、海中には、生きたタカラガイが、びっしりと岩にくっついています。

よく見られるのは、直径で23cm程度の、キイロタカラガイや、ハナビラタカラガイですが、中には直径10cmを越す、ホシダカラが見つかることもあります。

ホシダカラは、タカラガイの中でも非常に珍しい貝で、2008918日のyahooの記事では、生きたホシダカラが、1974年以来、5匹目の捕獲に成功と出ていましたが、3年ほど前は、私も海で捕獲しました。知人でも和歌山で捕獲し、自宅の水槽で飼育していらっしゃる方もいます。確かにインパクトはありますが、本当にそんなに珍しい貝なのでしょうか?愛知県の海水魚ショップで販売されていたこともありましたよ。